一番簡単な構成は「マイク音量を判定するツール → PNG画像の切り替え → OBSのブラウザソース表示」です。顔認識ではないためカメラは不要です。配信者の声が設定した音量を超えたとき、待機画像から発話画像へ切り替わります。
Live2D不要で立ち絵を口パクさせる仕組み
| 方式 | 必要なもの | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 音量連動のPNG切替 | 口閉じ・口開きPNG、マイク | 手早く配信を始めたい |
| 顔トラッキング | 対応モデル、カメラ、専用ソフト | 顔の向きや細かな表情も動かしたい |
| Discord連動型 | Discord連携に対応したサービス | 複数人の通話を立ち絵で表示したい |
この記事では1人配信向けの音量連動を扱います。コラボ参加者ごとに画像を出したい場合は、Discord連動に対応した別方式が必要です。
口パク用のPNG立ち絵を用意する
最低限必要なのは、背景が透明な「口を閉じた画像」と「口を開いた画像」の2枚です。キャンバスサイズとキャラクター位置をそろえてください。位置がずれると、切り替わるたびに立ち絵が跳ねて見えます。
- PNGまたは透過対応の画像形式
- 2枚とも同じ縦横サイズ
- 足元や顔の中心位置が一致
- 余白を必要以上に広くしない
瞬きを加える場合は「待機・目開き」「待機・目閉じ」「発話・目開き」「発話・目閉じ」の4状態を用意します。2枚運用なら、目閉じ欄に対応する目開き画像を同じまま指定すれば動作確認できます。
OBSへ追加する手順
ZIPを展開して起動する
配布フォルダを展開し、start.batを起動します。設定画面が開くまで黒い画面は閉じません。
ブラウザでマイクを許可する
設定画面にマイク利用の確認が出たら許可します。入力メーターが声に反応することを先に確認します。
画像と感度を設定する
画像を各スロットへ登録し、無音時は反応せず、普段の声で発話状態になる位置へしきい値を調整します。
OBSへブラウザソースを追加する
OBSのソース欄で「+」→「ブラウザ」を選び、ツールが表示するオーバーレイURLを貼り付けます。目安は幅500、高さ600です。
overlay.htmlで終わる表示用URLです。ローカルサーバーを閉じるとOBS側も表示できません。自然に見える調整
無音でも口が動く
発話しきい値を少し上げます。キーボード音やPCファンを拾う場合は、先にOBS側ではなくツールが選んでいるマイクを確認してください。
声の途中で口が細かく閉じる
発話保持時間を少し長くします。150〜180ms付近から試し、語尾まで開きっぱなしになるなら短く戻します。
動きが大きすぎる
バウンス量と伸縮率を下げます。立ち絵が画面端に近い場合は、OBS上でトリミングする前に表示枠へ余白を少し足すと見切れを防げます。
動かないときは上流から確認する
- 設定画面の音量メーターが反応するか。
- マイクのブラウザ権限が許可されているか。
- OBSのURLが表示用ページになっているか。
start.batの黒い画面が開いたままか。- 別ポートで起動した場合、OBSのURLも同じ番号か。
この順番なら、原因がマイク・ツール・OBSのどこにあるかを切り分けられます。OBSのブラウザソースはURLまたはローカルファイルを表示でき、幅と高さをソースごとに指定します。
まずLite版で、自分のマイクと立ち絵を試す
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