サウンドボードの設定で混乱しやすいのは、再生ボタンではなく音の出口です。効果音を自分だけで確認する、OBSの配信へ載せる、Discordの相手にも聞かせる。この3つは別の経路として考えます。
効果音を届ける相手を先に決める
| 目的 | 基本経路 | 必要な設定 |
|---|---|---|
| 自分だけ聞く | Soundboard → ヘッドホン | 通常の出力先を選ぶ |
| 配信へ載せる | Soundboard → OBSが取得する音声デバイス | デスクトップ音声、または仮想オーディオ |
| Discordへ送る | Soundboard → 仮想オーディオ → Discord入力 | マイクとのミックス方法を用意 |
OBSの配信へ効果音を流す
デスクトップ音声を使う場合
普段のPC音と同じデバイスへサウンドボードを出力し、OBSの「デスクトップ音声」がそのデバイスを取得していれば効果音も配信に載ります。設定は簡単ですが、ゲーム音や通知音と分離して音量調整しにくい方法です。
仮想オーディオを使う場合
サウンドボードの出力先をVB-CABLEなどの仮想デバイスにし、OBSで「音声入力キャプチャ」を追加して対応する出力側を選びます。効果音だけを別フェーダーで調整できるため、配信向けにはこちらが扱いやすい構成です。
Discordの相手にも聞かせる
Discordの入力へ仮想オーディオを指定するだけでは、元のマイクが消えてしまいます。通話へ「声+効果音」を送りたい場合は、VoiceMeeterなどのミキサーでマイクと仮想ケーブルを混ぜ、そのミックス出力をDiscordの入力へ指定します。
仮想オーディオを用意する
配布元の公式手順に従ってドライバーを入れ、必要ならPCを再起動します。
Soundboardの出力2へ指定する
出力1は自分のヘッドホン、出力2は仮想オーディオの入力側にします。
マイクと効果音を混ぜる
ミキサー側へ実マイクと仮想ケーブルの音を入れ、1つの仮想出力にまとめます。
Discordの入力を切り替える
Discordの音声設定で、ミキサーが作った出力を入力デバイスに指定してテストします。
OBSの効果音をゲーム中にホットキー再生する
配信中はゲームを前面にするため、サウンドボード側にOS全体で反応するグローバルホットキーがあると確実です。OBSのメディアソースへキーを割り当てる方法でも再生できますが、ゲーム側が同じキーを使うと操作が競合します。
F1〜F12はゲームの操作やヘルプと重なりやすいため、使っていないテンキーやCtrl + 数字などから試します。設定後はOBSではなくゲーム画面を前面にし、効果音・ゲーム操作・Discordのプッシュトゥトークが同時に誤作動しないか確認してください。
- ゲーム・OBS・Discordの既存ショートカットと重複しない
- 片手で押せるが、誤爆しにくい位置
- 緊急停止キーを必ず覚えておく
- 音ごとの音量差を事前にそろえる
よくある音のトラブル
自分には聞こえるがOBSに入らない
サウンドボードの出力先と、OBSが取得しているデバイス名が一致しているか確認します。Windowsの既定デバイスが途中で変わることもあります。
同じ効果音が二重に聞こえる
デスクトップ音声と仮想ケーブルの両方で、同じ効果音をOBSへ入れている可能性があります。どちらか一方をミュートして切り分けます。
Discordで声が消えた
Discord入力を仮想ケーブルだけに変更すると、実マイクは入りません。マイクと効果音を混ぜた出力を作ってから選びます。
8音入りのLite版で、まずワンキー再生を確認
yuu3 Lab Stream SoundboardはLite版が無料です。Pro版ではグローバルホットキー、複数ボード、2系統出力、ピッチ・速度変更を使えます。